宝石を取り付けるには、位置の指定と渡す条件の確認が要る

取り付けていますという説明を、実際に宝石を取り付けた指輪について聞く内容に置き換えます。宝石と取り付けた位置が指定どおりだったかをたどり、渡すときの確認まで整理します。

  • 実際の指輪から聞く 選んだ指輪について、取り付ける理由と身に着ける人、宝石と位置を決めた人を聞きます。分からない点は未確認と記します。
  • 指定から渡すまでをたどる 取り付ける前と途中の確認、終えた根拠、違うと伝えられた場合の扱いを分けて整理できます。
  • 自社の商品の範囲を分ける 記録や渡す条件を確認表に記し、自社の商品で支援できる範囲と人の判断が残る範囲を分けられます。

聞き取りには、実際に宝石を取り付けた指輪の特定が要る

相手に、実際に宝石を取り付けた指輪を選んでもらいます。その指輪で行ったことと、普段の取り付けについての説明を分けて聞きます。

  • 相手に指輪を選んでもらう 宝石の指定から渡すときの確認まで、経緯を説明できる指輪を選んでもらいます。
  • 関わる人を記す その指輪を身に着ける人と依頼した人が同じかを確かめ、それぞれ誰かを記します。
  • その指輪の話に戻す 普段の説明が出たら、選んだ指輪でも同じだったかを確かめます。分からない点は未確認と記します。

聞く対象の決め方

確かめること方法注意
選んだ指輪実際に宝石を取り付けた指輪を、商談先に選んでもらいます。これから取り付ける予定の話と分けます。
身に着ける人誰が身に着ける指輪かを聞きます。依頼した人と同じかを確かめます。
依頼した人誰から取り付けを頼まれたかを聞きます。説明している人と同じかを確かめます。
今回聞く作業選んだ指輪で実際に行ったことを聞きます。普段の説明を、その指輪の事実として記しません。
表は編集部作成の例です。以降も選んだ指輪を対象にします。別の指輪の話は分けて記します。

取り付ける理由が、身に着ける人の希望に基づくとは限らない

取り付ける理由を、身に着ける人とその場面に結び付けて聞きます。理由を誰から聞いたのかも確かめ、本人の説明と周囲の推測を分けます。

  • 取り付ける理由を聞く 依頼した人が、その指輪に宝石を取り付けることで何を望んでいたかを聞きます。理由が分からなければ未確認と記します。
  • 身に着ける場面を聞く 誰がどんな場面で身に着ける指輪かを聞きます。身に着ける人が別の場合は、その人の希望を依頼した人が確かめていたかも聞きます。
  • 理由の出どころを記す 身に着ける人から直接聞いた内容か、依頼した人を通じて聞いた内容かを分けて記します。

理由の聞き取り

区分聞くこと注意
取り付ける理由その指輪に宝石を取り付けたい理由を聞きます。説明にない理由を補いません。
身に着ける場面誰がどんな場面で身に着けるかを聞きます。依頼した人と身に着ける人が同じかを確かめます。
理由の出どころ誰の説明を、誰から聞いたかを確かめます。伝えられた内容と推測を分けます。
表は編集部作成の例です。身に着ける場面から、宝石や取り付ける位置の希望を推測しません。

宝石を決めた人と、位置を決めた人は同じとは限らない

宝石の指定と取り付ける位置の指定を分けてたどります。指定された内容が実際の指輪にどう対応しているかを、誰が確かめたかまで聞きます。

  • 宝石を決めた人を記す 取り付ける宝石を誰が決め、どのように伝えたかを聞きます。実際に取り付けた宝石との対応も確かめます。
  • 位置を決めた人を記す 取り付ける位置を誰が決めたかを聞きます。宝石を決めた人と同じかを確かめます。
  • 指定との対応をたどる 指輪の向きも含め、どの位置を指していたかを聞きます。指定と実際の指輪の対応を確かめた人を記します。

指定と指輪の対応

区分確かめること注意
宝石の指定決めた人と、取り付ける宝石の伝え方を聞きます。指定された宝石と実際に取り付けた宝石が同じかを確かめ、確かめた人を記します。
位置の指定決めた人と、指輪のどこを示したかを聞きます。どちら向きに見た指輪への指定かも確かめます。
対応の確認指定と実際の指輪を突き合わせた内容を聞きます。決めた人と確かめた人が同じかを確かめます。
表は編集部作成の例です。指定が変わった場合は、変更前と変更後の内容、決めた人を記します。

取り付ける前の確認には、指輪と宝石の状態の把握が要る

取り付ける前に、指輪と宝石のどこを見たかを分けて聞きます。そこで分かった状態と、その状態を踏まえて決めた扱いを対応させます。

  • 指輪で見た箇所を聞く 取り付ける位置とその周りなど、実際に見た箇所を聞きます。取り付ける前からあった状態を記します。
  • 宝石で見た点を聞く 指定された宝石との対応と、取り付ける前に見た状態を聞きます。指輪についての確認と分けて記します。
  • 確認後の扱いを聞く 状態を確かめた人と、その後の扱いを決めた人を記します。誰が誰に何の説明を求めたかと、依頼した人へ連絡した場合はその内容と返答も記します。

取り付け前の確認

区分見分け方扱い
指輪の状態実際に見た箇所と、そこで分かった状態を聞きます。取り付ける前の状態として記します。
宝石の状態指定との対応と、実際に見た点を聞きます。指輪の状態とは分けて記します。
確認する人誰がどの状態を確かめたかを聞きます。その後の扱いを決めた人と同じかを確かめます。
確認後の扱い分かった状態を受けて何を決めたかを聞きます。依頼した人に伝えた内容も記します。
表は編集部作成の例です。見る箇所や見分け方は、相手が実際に行った内容として聞きます。

予定と違う扱いの判断には、決めた人と根拠の確認が要る

取り付ける途中で見た内容と、予定どおりに進められないと分かった場面を聞きます。違いを見つけた経緯と、その後の扱いを決めた経緯を分けます。

  • 途中で見た内容を聞く 宝石と取り付ける位置が指定どおりかなど、途中で何を見たかを聞きます。取り付ける前に確かめた指輪と宝石の状態から変わった点も記します。
  • 予定との違いをたどる 何を見て、予定どおりに取り付けられないと分かったかを聞きます。取り付けを続けたか、止めたかも記します。
  • 次の扱いを決めた人を記す 何を誰に伝え、誰が次の扱いを決めたかを聞きます。指定が変わった場合は、変更後の内容も確かめます。

途中で分かった違いの扱い

区分聞くこと注意
途中の確認どの段階で、何を見たかを聞きます。終えた後の確認と分けます。
予定との違い何が予定と違い、どこで分かったかを聞きます。違いがなかった場合と、思い出せない場合を分けます。
次の扱い続ける、止める、指定を変えるなどの実際の扱いを聞きます。その扱いを決めた人を記します。
伝えた内容依頼した人に何を伝え、何が決まったかを聞きます。伝えただけか、返答まで受けたかを分けます。
表は編集部作成の例です。選んだ指輪で起きなかった場面は、その指輪の出来事として記しません。

宝石が付いても、依頼した人の確認まで済んだとは限らない

取り付けを終えたという説明を、見た内容と判断した人に分けます。依頼した人が何を確かめたかは、取り付けた側の判断と分けて聞きます。

  • 終えた根拠を聞く 指定された宝石と位置への対応を含め、何を見て終えたと判断したかを聞きます。実際に見た内容を記します。
  • 判断した人を記す 取り付けた人と終えたと判断した人が同じかを確かめます。別の人が見た場合は、見た内容も聞きます。
  • 依頼した人の確認を聞く 依頼した人に何を示し、何を確かめてもらったかを聞きます。まだ見てもらっていない場合は、そのまま記します。

終えた根拠と相手の確認

区分確かめること注意
終えた根拠実際の指輪の何を見て終えたと判断したかを聞きます。取り付けたという説明だけで済ませません。
判断する人終えたと判断した人を聞きます。取り付けた人と同じかを確かめます。
依頼した人何を示し、どこを確かめてもらったかを聞きます。渡す相手と同じかも確かめます。
まだ見ていない点依頼した人がまだ確かめていない内容を聞きます。確認済みの内容と分けて記します。
表は編集部作成の例です。依頼した人が確かめたことから、身に着ける人も確かめたとは決めません。

違うという申し出には、付け直すかを決めた人の確認が要る

身に着ける人から違うと伝えられた場合は、何との違いかをたどります。宝石や位置の指定との違いと、身に着けたときに感じた違いを分けて聞きます。

  • 違いが伝わった場面を聞く 指輪を見たときか、身に着けたときかを聞きます。どの宝石や位置について、何が違うと伝えられたかを記します。
  • 付け直しの判断を聞く 何を確かめて付け直すかどうかを決めたかを聞きます。身に着ける人が伝えた希望と、実際に決まった対応を分けて記します。
  • 依頼した人への連絡を聞く 依頼した人と身に着ける人が同じかを確かめます。誰が誰に何を伝え、どの返答を受けて扱いを決めたかを聞き、申し出がなかった場合は申し出なしと記して方針は想定上の対応として分けます。

違うと伝えられた場合の整理

場面聞くこと注意
指輪を見たとき宝石や取り付けた位置のどこが違うと伝えられたかを聞きます。どの指定や希望との違いかを確かめます。
身に着けたとき見え方など、身に着けて分かった違いの内容を聞きます。指定との違いか、新たな希望かを確かめます。
付け直しを決める判断する人と、判断前に確かめる内容を聞きます。希望が伝わった段階と、扱いが決まった段階を分けます。
依頼した人へ連絡伝える内容と、返答を受ける人を聞きます。身に着ける人にも決まった内容が伝わるかを確かめます。
表は編集部作成の例です。該当する出来事がなければ、起きた場合の扱いとして分けて記します。

渡す判断には、記録と指輪の対応の確認が要る

指定や変更、確認の記録が、実際に渡す指輪と対応しているかを聞きます。取り付けを終えた判断に加え、渡してよいと判断する根拠を確かめます。

  • 記録する内容を聞く 宝石と位置の指定、途中の変更、終えた根拠のうち何を記録するかを聞きます。決めた人や確かめた人も記します。
  • 記録と指輪を対応させる どの記録が、どの指輪と取り付けた宝石を指すかを確かめます。変更前の指定と取り違えない見分け方を聞きます。
  • 渡してよい根拠を聞く 渡す前に確かめる内容と、渡す相手を聞きます。未確認の点が残った場合に、渡すかどうかをどう決めるかも確かめます。

記録から受け渡しまで

区分確かめること注意
記録する内容指定、変更、確認のうち何を記すかを聞きます。誰が決め、誰が確かめたかも記します。
指輪との対応記録と実際の指輪をどう突き合わせるかを聞きます。宝石と取り付けた位置まで対応を確かめます。
変更後の指定どの記録が最後に決まった内容を示すかを聞きます。変更前の内容も見分けられるかを確かめます。
渡す条件何が確認できれば、誰に渡してよいかを聞きます。未確認の点と相手に伝える内容の扱いも聞きます。
表は編集部作成の例です。取り付けを終えた判断と、渡してよいという判断を別々に記します。

支援を約束するには、確かめた機能との照合が要る

聞き取った作業と、自社の商品で支援できる内容を突き合わせます。判断に使う記録を扱えることから、取り付けを終えた判断までできるとは決めません。

  • 指定と確認の記録を突き合わせる 宝石と位置の指定を指輪に対応させ、確認した内容を記せるかを、自社の商品の実際の機能で確かめます。
  • 予定と違う扱いを突き合わせる 変更前後の内容や連絡の経緯を、自社の商品でどこまで記せるかを確かめます。扱いを決める人も記します。
  • 人が判断する範囲を分ける 終えたか、付け直すか、渡してよいかについて、自社の商品で支援できる部分と人が判断する部分を分けます。

自社の商品との突き合わせ方

区分扱い注意
指定と確認の記録指輪、宝石、位置、確認内容を対応させて記せるかを確かめます。自社の商品で実際にできることだけを記します。
予定と違う扱い変更内容と連絡の経緯を記せるかを確かめます。次の扱いを決める人を記します。
終えた判断判断に使う記録の支援と、指輪を見て決めることを分けます。記録できることだけで判断まで支援できるとは決めません。
付け直しと渡す判断判断に使う記録を商品で扱えるかを確かめ、指輪を見て決めることと分けます。付け直しや受け渡しを決める人を記します。
表は編集部作成の例です。できるか分からない機能は未確認と記し、提案する範囲に含めません。

確認表には、指輪ごとの未確認の点の記載が要る

選んだ指輪について聞いた内容を、指定から渡す条件まで確認表に記します。空欄のままにせず、分からない点と次に確かめる相手も記します。

  • 選んだ指輪に対応させる 別の指輪の話や普段の説明が混ざっていないかを見直します。指定された宝石と実際の宝石、指定された位置と実際の位置をそれぞれ突き合わせます。
  • 決めた人と根拠を記す 指定、変更、終了、受け渡しについて、決めた人と根拠を記します。同じ人が決めた場合も各項目に記します。
  • 未確認の点を明らかにする 次に確かめる内容と相手、回答の記録先を記します。商品で支援できるか未確認の点も分けて記します。

指輪に宝石を取り付ける仕事の確認表

確認する項目記入する内容確認する項目記入する内容
選んだ指輪対象の指輪と取り付けた宝石を見分けられる内容を記します。理由と身に着ける人取り付ける理由、身に着ける人と場面、理由を聞いた相手を記します。
宝石と位置を決めた人宝石と位置を決めた人、指定の伝え方、対応を確かめた人を記します。前の確認指輪と宝石で見た状態、確かめた人、その後の扱いを記します。
途中の確認途中で見た内容、予定との違い、次の扱いを決めた人を記します。終えた根拠見た内容、判断した人、依頼した人が確かめた内容を記します。
違うと伝えられた時伝えられた場面と内容、付け直しを決める人、連絡の扱いを記します。記録と渡す条件指輪と記録の対応、渡す相手、渡してよいと判断する根拠を記します。
支援できる範囲商品で扱える記録と、人が判断する内容を分けて記します。未確認の点と記録先次に確かめる内容と相手、回答を残す記録先を記します。
表は編集部作成の例です。出来事がなかった場合は該当なし、まだ聞けていない場合は未確認と記します。