取り除く仕事を知るには、範囲の指定と床を渡す条件の区別が要る

古い塗装を取り除くという説明だけでは、残す部分や次の作業との関係が見えません。実際に塗装を取り除いた床を選び、範囲の指定から次の担当者へ渡す条件までをたどります。

  • 聞き取りの順序を組み立てる 実際の床をもとに、取り除く理由と、範囲や残す部分を決めた人を聞く順序を組み立てます。
  • 床を渡す条件を分ける 取り除き終えたと判断した根拠と、次の担当者が作業を始められる条件を分けて整理できます。
  • 商品の提案範囲を分ける 商品で支援できる内容と人が判断する内容を分け、聞けていない点を確認表に残せます。
取り除き方の説明ではなく、商談で聞き取る内容を整理する資料です。

聞き取りの範囲を定めるには、塗装を取り除いた床の特定が要る

実際に古い塗装を取り除いた床を、商談先に選んでもらいます。その床で起きたことと、普段の進め方の説明を分けて記録します。

  • 実際の床を選ぶ 場所と作業の経緯をたどれる床を選びます。取り除く前から渡すまで、同じ床について聞きます。
  • 関わった人を分ける 依頼した人と、その後に床で作業する人を分けます。同じ人なら、そのことを記録します。
  • 説明の対象を記す 選んだ床での出来事か、普段の説明かを記します。別の床の話が出たら、対象を書き分けます。

話の対象を定める整理表

確かめること方法注意
選んだ床商談先に、経緯を説明できる床を選んでもらいます。取り除く前と後で、別の床の話に移っていないかを見ます。
関わった人依頼した人と、後に作業する人の役割を記します。取り除いた人と次に作業する人が同じかを確かめます。
説明の対象選んだ床の話か、普段の説明かを書き分けます。普段の進め方を、選んだ床での出来事として記しません。
表は編集部作成の例です。床を特定できない話は、選んだ床について確認できた内容と分けて残します。

取り除く理由を知るには、次にその床で行う作業の確認が要る

取り除く理由と、その後に床で行う作業を結び付けて聞きます。その理由を誰から伝えられたかと、作業する側の見立てが混ざっていないかを確かめます。

  • 理由を具体的にする 古い塗装が残っていると、次の作業の何に差し支えると説明されたかを記します。
  • 次の作業を押さえる 後にその床で何をするかと、作業する人を記します。取り除く人と同じかも分けておきます。
  • 理由の出どころを追う 依頼した人の説明、次の担当者の要望、取り除く側の見立てを混ぜずに残します。

理由と次の作業の整理表

区分聞くこと注意
取り除く理由古い塗装が残ることで、何が差し支えるとされたかを聞きます。古くなったという説明だけで、理由を決めません。
次の作業床で次に行うことと、その作業をする人を聞きます。取り除く側の想定と、次の担当者の説明を分けます。
理由の出どころ理由を伝えた人と、伝えられた内容を聞きます。理由が途中で変わった場合は、変更を伝えた人も記します。
表は編集部作成の例です。次の担当者の説明を聞けていない場合は、取り除く側から聞いた内容として記します。

取り除く範囲が、古い塗装のある場所すべてとは限らない

取り除く範囲は、古い塗装がある場所のすべてとは限りません。取り除く範囲と残す部分を分け、それぞれを指定した人と、実際の床で確かめた人を聞きます。

  • 範囲を決めた人を記す 取り除く範囲を誰が指定し、どこまでと伝えたかを記します。作業する側の解釈も分けます。
  • 残す部分を別に記す 残すよう指定された部分と、取り除けずに残った部分を区別します。残す理由も聞きます。
  • 床との対応をたどる 指定が実際の床のどこに当たるかを、誰が確かめたか聞きます。境目の扱いも記します。

範囲と残す部分の整理表

区分確かめること注意
取り除く範囲指定した人と、床のどこまでを指すかを確かめます。古い塗装が見える範囲を、そのまま指定範囲としません。
残す部分残す部分を指定した人と、その理由を確かめます。取り除けなかった部分を、残す指定があった部分に含めません。
床との対応指定と床の対応を、誰がどのように確かめたかを聞きます。境目の解釈が分かれた場合は、決め直した人を記します。
表は編集部作成の例です。指定した人と、指定を床に照らして確かめた人は、別の役割として記します。

取り除く前の確認には、塗装以外の床の状態の把握が要る

取り除く前に見た床の状態を、場所と結び付けて聞きます。床の上や周りにある物で見えなかった部分も含め、誰が何を確かめたかを整理します。

  • 見た箇所を記す 古い塗装がある場所と残す部分の境目など、実際に見た箇所と、その状態を記します。
  • 物の扱いを聞く 床の上や周りの物をどう扱うと決めたかを聞きます。物で見えなかった場所も残します。
  • 確認した人を分ける 床を見た人と、その状態で取り除き始めると決めた人を記します。見ていない箇所も分けます。

取り除く前の状態の整理表

区分見分け方扱い
床で見た箇所見た場所と、そこで分かった床の状態を対応させます。選んだ床のどこに当たるかを記します。
床の周りの物物がある場所と、床を見られた場所を分けます。物の扱いを決めた人と、見えなかった場所を記します。
確かめた人床を見た人と、始める判断をした人を分けます。見ていない箇所を、確認した箇所に含めません。
表は編集部作成の例です。床全体を見たという説明は、物で隠れていた部分の扱いまでたどります。

途中で残った塗装が、取り除けない部分とは限らない

まだ取り除いていない部分と、取り除けないと判断した部分を分けます。取り除けないと分かった場面から、作業を止めたか続けたかと、判断した人をたどります。

  • 途中で見た内容を記す 取り除く範囲から外れていないか、残す部分との境目はどうかなど、実際に見た内容を聞きます。
  • 分かった場面をたどる どの場所で何が分かり、取り除けないと判断したかを聞きます。まだ手を付けていない部分と分けます。
  • 止める判断を追う 作業を止めた場合は、誰がどの範囲の作業を止めると決め、誰へ伝えたかを記します。その後の扱いを決めた人も聞きます。

途中の確認と判断の整理表

区分聞くこと注意
途中で見た内容どこを見て、範囲や残す部分との対応を確かめたかを聞きます。普段見る内容と、その床で実際に見た内容を分けます。
取り除けない部分取り除けないと分かった場所と、その場面を聞きます。指定により残す部分や、まだ取り除いていない部分と分けます。
止める判断止めた範囲、判断した人、連絡した相手を聞きます。床全体の作業か、一部の作業かを分けます。
表は編集部作成の例です。取り除けないという説明は、場所・分かった内容・判断した人を対応させて残します。

取り除き終えた床が、そのまま渡せるとは限らない

取り除く側が終えたと判断した根拠と、次の担当者が床を確かめた内容を分けます。見た目の説明だけでなく、指定範囲と残った部分の扱いまで聞きます。

  • 終えた根拠を聞く 指定された範囲のどこを見て、何をもって終えたとしたかを記します。残った塗装の扱いも聞きます。
  • 判断した人を記す 取り除いた人と、終えたと判断した人を分けます。同じ人なら、そのことを記します。
  • 次の確認を分ける 次の担当者が何を確かめたかを聞きます。確かめた方法と内容を記し、確かめていない点は未確認と残します。

終えた根拠の整理表

区分確かめること注意
終えた根拠指定範囲と実際の床を照らして、何を見たかを聞きます。見た目の説明だけで、範囲全体を終えたと扱いません。
判断した人終えたと判断した人と、その人へ伝わっていた内容を聞きます。取り除けない部分の情報も伝わっていたかを分けて記します。
次の確認次の担当者が見た場所と、確認した内容を聞きます。取り除く側の判断を、そのまま次の担当者の判断に置き換えません。
表は編集部作成の例です。終えたという連絡を受けたことと、次の担当者が床を見たことは分けて記します。

足りないと伝えられても、やり直す範囲が決まったとは限らない

次の担当者から取り除き方が足りないと伝えられた場合を聞きます。床のどの箇所がどの状態だったか、やり直す範囲を誰が決めたか、依頼した人へ誰が連絡したかをたどります。

  • 伝えられた場面を記す 床のどこを見た際に、何が足りないと伝えられたかを記します。次の作業との関係も聞きます。
  • やり直す判断を追う 元の指定との違いを聞き、やり直すかとその範囲を誰が決めたかを記します。
  • 依頼した人への連絡 依頼した人へ何を伝え、その後どのような返答があったかを聞きます。変更した範囲も残します。

足りないと伝えられた場合の整理表

場面聞くこと注意
足りないとの連絡指摘された床の箇所と状態、次の作業への差し支えを聞きます。床全体の話か、一部の話かを分けます。
やり直す判断元の指定を踏まえ、誰が扱いと範囲を決めたかを聞きます。元の範囲で足りなかった話と、新たな追加の話を混ぜません。
依頼した人へ連絡伝えた内容と返答、その後の対応を聞きます。連絡を送ったことと、返答を受けたことを分けます。
表は編集部作成の例です。該当する出来事がなければ、その床ではなかったと記し、普段の扱いと分けます。

床を渡す判断には、記録と床の対応の確認が要る

記録に書かれた内容が、実際の床のどこを示すかを聞きます。記録を渡すことと、次の担当者が作業を始められる条件を満たすことを分けます。

  • 残った部分を書き分ける 取り除いた範囲、指定で残した部分、取り除けなかった部分を、記録でどう分けているか聞きます。
  • 記録を床と結び付ける 記録を見る人が床の場所をどう見分けるかを聞きます。指定が変わった箇所の記し方も確かめます。
  • 渡す条件を聞く 誰が何を確かめれば渡してよいとするかを聞きます。残った部分を次の担当者へ伝えた内容も記します。

記録と渡す条件の整理表

区分確かめること注意
記録する内容取り除いた範囲と、理由の異なる残った部分を書き分けているかを聞きます。残ったという記載だけで、残した理由を推測しません。
床との対応記録の各記載が、床のどの場所に当たるかを聞きます。変更前の指定と、実際に取り除いた範囲を混ぜません。
渡す条件渡してよいと判断する人、見る内容、伝える内容を聞きます。記録の受け取りだけで、次の作業を始められるとは扱いません。
表は編集部作成の例です。記録先に加えて、次の担当者へどの内容を渡したかも残します。

支援を約束するには、確かめた機能との照合が要る

商品で支援できる記録と、人が行う判断を、範囲、取り除けない部分、床を渡す条件ごとに分けます。実際の商品でできることを確かめてから、提案する内容を選びます。

  • 範囲の記録を分ける 指定範囲や確認した内容を残す手助けができるかを見ます。範囲を決める判断とは分けて考えます。
  • 残った部分を伝える 取り除けない部分の場所や連絡内容を扱えるかを見ます。その部分をどう扱うかは人の判断として残します。
  • 終えた判断と渡す判断を分ける 終えた根拠を記録する支援と、床を見て終えたと判断すること、次の担当者へ渡してよいと判断することを分けて提案します。

商品の支援範囲の整理表

区分扱い注意
範囲と確認の記録指定範囲、残す部分、確認内容を扱えるかを商品に照らして確かめます。記録できることを、取り除く範囲を決められることと混ぜません。
取り除けない部分場所、分かった内容、連絡先を残す支援ができるかを見ます。記録の支援と、止めるか続けるかの判断を分けます。
終えたとの判断判断した人と根拠を残す支援ができるかを見ます。記録が整ったことを、床を渡してよいとの判断に置き換えません。
表は編集部作成の例です。商品の説明で確かめられていない内容は、支援できる範囲に含めません。

確認表には、床ごとの未確認の点の記載が要る

選んだ床について聞いた内容を、理由から受け渡しまで確認表にまとめます。聞けていない点と次に確かめる相手を残し、空欄を推測で埋めないようにします。

  • 同じ床の話をまとめる 範囲の指定、途中の出来事、終えた判断を同じ床の話として記します。普段の説明は分けます。
  • 未確認の点を残す 分からない点は未確認と記し、確かめる相手と記録先を書きます。該当する出来事がない場合も記します。
  • 提案する内容を選ぶ 聞き取れた内容を確かめた商品の機能と照らし、支援できる範囲を選びます。床を渡す判断をする人も残します。

古い塗装を取り除く仕事の確認表

確認する項目記入する内容確認する項目記入する内容
選んだ床床の場所と依頼した人を書きます。理由と次の担当者取り除く理由、理由の出どころ、次の作業と作業する人を書きます。
範囲と残す部分取り除く範囲、残す部分、それぞれを指定した人を書きます。前の確認見た床の状態、物の扱い、見えなかった箇所、確かめた人を書きます。
途中の確認見た内容、取り除けないと分かった場面、止める判断をした人を書きます。終えた根拠見た場所、終えたと判断した根拠と人、次の担当者の確認内容を書きます。
足りない場合の扱い伝えられた場面、やり直す判断と範囲、依頼した人への連絡を書きます。記録と渡す条件記録内容と床の対応、渡す条件、渡してよいと判断する人を書きます。
支援できる範囲商品で支援できる内容と、人の判断が残る内容を書きます。未確認の点と記録先未確認の点、次に確かめる相手、確認後に書き込む先を書きます。
表は編集部作成の例です。この表は商談の聞き取り用です。床を渡してよいかは、記入内容だけで判断しません。