ならす仕事を知るには、使い道と形の指定の確認が要る

この資料では、地面の高さや傾きなど指定された仕上がりを形と呼びます。平らにしているという説明だけでは、使い道に合う形まで分かりません。実際にならした場所を通じて、指定から使い始めるまでを聞き取ります。

  • 聞き取る対象を決める 実際にならした場所を選び、使う人と使い方、形を決めた指定を聞き取ります。
  • 判断の根拠を分ける ならす前と途中に見た内容、終えた根拠、指定の形にならなかった場合の扱いを分けます。
  • 提案する範囲を決める 記録と使い始める条件を聞き、商品で支援できる範囲と人の判断が残る範囲を確認表に書きます。

聞き取りの範囲を定めるには、実際にならした場所の特定が要る

同じ地面をならす仕事でも、場所によって使い道と形の指定が違うことがあります。相手に実際にならした場所を選んでもらい、その場所の話として聞き取ります。

  • 相手に場所を選んでもらう ならした範囲と前後の様子を説明できる場所を選んでもらいます。
  • 使う人と依頼者を分ける 地面を使う人と、ならすよう依頼した人を分けて書きます。同じ人かどうかも聞き取ります。
  • その場所の話に戻す 普段の進め方が出たら、選んだ場所でも同じだったかを聞き取ります。

選んだ場所を起点に聞き取る型

確かめること方法注意
選んだ場所実際にならした範囲を示してもらいます。周りの地面まで含む話かを分けます。
使う人ならした後に使う人を聞き取ります。依頼した人と同じとは決めません。
依頼した人依頼した内容と相手を聞き取ります。形を決めた人かどうかは別に聞きます。
今回の作業その場所で実際に行った内容を書きます。普段の説明は分けて残します。
表は編集部作成の例です。選んだ場所について分かった内容を記入します。

見た目が平らでも、そのまま使えるとは限らない

ならした地面を誰がどう使うかによって、形に求めることは違います。ならし終えた地面でそのままでは使いにくい点と、その理由を伝えた人まで聞き取ります。

  • 使う場面を捉える 誰が地面のどの部分をどう使うかを書きます。依頼の目的だけで済ませず、実際の使い方まで聞き取ります。
  • そのまま使う困り事を聞く ならし終えた地面について、使う人がそのままでは使いにくいと感じた部分があるかを聞きます。困る点がないという説明も残します。
  • 理由を伝えた人を分ける 使う人から聞いた理由と、作業する人が考えた理由を分けます。

使い道と理由を分ける型

区分聞くこと注意
使う人誰がならした地面を使うかを聞きます。依頼した人の説明だけかも残します。
使い方どの部分をどう使うかを聞きます。地面全体を同じように使うとは決めません。
困る点そのままでは何に困るかを聞きます。見た目への不満と使う際の困り事を分けます。
理由の出どころ誰から理由を聞いたかを残します。聞いた内容と推し量った内容を分けます。
表は編集部作成の例です。使い道から形を推し量らず、指定は別に聞き取ります。

指定された形と現地で決めた内容には、分けた確認が要る

使い道の説明と、どの形にするかを決めた指定は別です。指定された部分と現地で決めた部分を、地面の場所と結び付けて聞き取ります。

  • 指定された形を捉える 地面のどこをどの形にする指定だったかと、その形を決めた人を書きます。
  • 現地で決めた部分を分ける 作業する人が現地で決めた部分と理由を聞きます。指定を受けた部分とは分けて残します。
  • 指定と地面の対応を聞く 指定が地面のどの部分を指すか、誰が確かめたかを書きます。分からなかった部分の扱いも聞き取ります。

形の指定と現地の判断を分ける型

区分確かめること注意
形の指定どの部分をどの形にする指定かを聞きます。平らにするという説明だけで済ませません。
形を決めた人誰が形を決め、誰から伝わったかを聞きます。伝えた人が決めた人とは限りません。
現地で決めた部分作業する人が決めた部分と理由を聞きます。指定された内容に混ぜません。
指定と地面の対応誰が指定と実際の地面を対応させたかを聞きます。対応が分からない部分も残します。
表は編集部作成の例です。形を決めた人と、指定を伝えた人を分けて記入します。

ならす前の確認には、地面の上や下にある物の把握が要る

ならす前に何を確かめたかは、仕上がった見た目からは読み取れません。地面のどこを見たか、地表や地中にある物をどう確かめたかを聞き取ります。

  • 見た箇所を聞き取る ならす前に見た地面の部分と、そこで確かめた状態を書きます。
  • 地表や地中の物を分ける 地面の地表や地中にある物について、目で見た内容と、人や記録から分かった内容を分けます。
  • 確かめた人を残す 誰が何を確かめたかを書きます。分からなかった点を誰に伝え、どう扱ったかも聞き取ります。

ならす前に分かった内容を分ける型

区分見分け方扱い
地面の状態見た箇所と、その状態の説明を対応させます。ならす前の状態として残します。
地面の上の物実際に見た内容と、人から聞いた内容を分けます。物があった部分の扱いを聞きます。
地面の下の物何を手掛かりに確かめたかを聞きます。分かった範囲と分からない範囲を分けます。
確かめた人自分で見た人と、説明を受けた人を分けます。それぞれが確かめた内容を書きます。
分からない点未確認の箇所と内容を挙げてもらいます。伝えた相手と、その後の扱いを書きます。
表は編集部作成の例です。ならし方ではなく、作業を始める前に確かめた内容を整理します。

止めた判断を知るには、途中で見た内容の確認が要る

ならしている途中に見た箇所と、作業を止める判断は分けて聞きます。止めた後に誰へ伝え、何を確かめて続けたかまでたどります。

  • 途中で見た内容を残す どの部分を見て、指定された形とどう比べたかを聞き取ります。
  • 止める判断を聞き取る 何が分かった場面で止めたかと、判断した人を書きます。止めていなければ、その事実を残します。
  • 止めた後をたどる 伝えた相手、その後に確かめた内容、続けると決めた人を聞き取ります。

途中の確認から次の扱いをたどる型

区分聞くこと注意
途中で見る箇所どの部分を見ていたかを聞きます。ならす前に見た内容と分けます。
指定との比較指定の何と比べていたかを聞きます。見た目だけで判断したとは決めません。
止める判断止めたきっかけと判断した人を聞きます。普段の決め方と今回の出来事を分けます。
止めた後の扱い連絡先と、続ける前に確かめた内容を聞きます。連絡したことと、続ける判断を分けます。
表は編集部作成の例です。止めた場面がない場合は、普段の決め方を別に記入します。

ならし終えた判断が、使う人の確認と同じとは限らない

作業を終えたと判断した根拠と、使う人が確かめた内容を分けます。誰が地面のどの部分を見て、何と比べたかを聞き取ります。

  • 終えた根拠を聞き取る 何を見て指定の形になったと判断したかを書きます。作業を終えたという報告だけでは済ませません。
  • 判断した人を残す ならし終えたと決めた人と、地面を確かめた人を聞きます。同じ人かどうかも残します。
  • 使う人の確認を分ける 使う人が見た部分と、使い方に照らして確かめた内容を書きます。まだ見ていない場合も残します。

終えた判断と使う人の確認を分ける型

区分確かめること注意
見た内容地面のどの部分を何に照らして見たかを聞きます。全体の印象と、部分ごとの確認を分けます。
終えた根拠何をもって指定の形になったとしたかを聞きます。作業を終えた報告だけで埋めません。
判断した人終えたと決めた人を聞きます。地面を見た人と同じかを残します。
使う人の確認使う人が地面のどこを確かめ、仕上がりについて何と答えたかを聞きます。未確認なら確認済みとして扱いません。
表は編集部作成の例です。使い始めてよいとする条件は、記録の受け渡しと併せて聞きます。

指定の形にならなくても、やり直すとは限らない

指定の形にならなかったと分かっても、その後の扱いはまだ分かりません。直したのか、指定を変えたのか、決めるまで待ったのかを聞き取ります。

  • 分かった場面を残す 作業のどの段階で、誰がどの部分の違いに気付いたかを聞きます。元の指定も併せて残します。
  • 扱いを決めた人を聞く その後に選んだ扱いと、それを決めた人を聞きます。指定を変えた場合は変更前後を分けます。
  • 依頼者への連絡をたどる 依頼した人に伝えた内容と返答を書きます。連絡しただけで扱いが決まったとは見なしません。

形の違いが分かってからの扱いをたどる型

場面聞くこと注意
違いが分かった誰がどの部分を指定と違うとしたかを聞きます。元の指定を残します。
扱いを決めた選んだ扱いと決めた人を聞きます。直すことだけを前提にしません。
指定を変えた何を変え、誰が決めたかを聞きます。元からその指定だったように書きません。
依頼者に伝えた伝えた内容、相手、返答を聞きます。返答がない場合は、そのまま残します。
不満の申し出申し出の具体的な内容と、使い方や形との関係を聞きます。申し出の内容と、その後の扱いを分けます。
表は編集部作成の例です。該当する出来事がなければ、普段の扱いと分けて残します。

記録を渡しても、使い始めてよいとは限らない

次の担当者とは、ならした地面を次に使う人や次の作業をする人を指します。ならした内容を伝えることと、次の担当者が使い始めてよいと判断することは別です。記録が示す場所と、使い始める条件を結び付けて聞き取ります。

  • 記録に残す内容を聞く 指定された形、実際にならした内容、変更した点をどう残したかを聞きます。
  • 記録が示す場所を合わせる 記録の内容が地面のどの部分を指すか、受け取る人がどう見分けるかを聞き取ります。
  • 使い始める条件を聞く 次の担当者が何を確かめ、誰の判断で使い始めるかを書きます。記録を受け取った事実とは分けます。

記録の受け渡しと使い始める条件を分ける型

区分確かめること注意
記録する内容指定、ならした内容、変更点の残し方を聞きます。変更後だけでなく元の指定も残します。
記録と場所の対応記録が示す部分をどう見分けるかを聞きます。周りの地面との取り違えがないかを聞きます。
記録を受け取る人誰に何を渡したかを聞きます。受け取ったことと、内容の確認を分けます。
使い始める条件何を確かめれば使い始めてよいかを聞きます。作業を終えた判断と同じとは決めません。
使う前の判断誰が何を根拠に使い始めてよいとしたかを聞きます。まだ決まっていない点も残します。
表は編集部作成の例です。記録の受け渡しだけで、使い始める条件を埋めないようにします。

支援を約束するには、確かめた機能との照合が要る

聞き取った仕事と、提案する商品で実際にできることを照らし合わせます。記録を扱う支援と、地面を見て形を判断することを分けて示します。

  • 記録を扱う支援を絞る 指定と確認内容を残す作業のうち、商品でできると確かめた部分だけを提案に含めます。
  • 形にならない場合も分ける 元の指定、形の違い、その後の扱いを残せるかを確かめます。扱いを決める人は別に書きます。
  • 人の判断を明記する ならし終えた判断や、使い始めてよいとする判断を誰が担うかを残します。

商品でできることと人の判断を分ける型

区分扱い注意
指定と確認の記録商品で残せる内容と見返せる内容を確かめます。記録があることだけを根拠に、指定どおりの形になったとは判断しません。
形の違いの記録元の指定と違った部分を分けて残せるかを見ます。その後の扱いを決める人も書きます。
終えた判断誰が地面の何を見て判断するかを残します。記録を埋めることに置き換えません。
使い始める判断使う前の確認と判断する人を残します。記録の受け渡しだけで済ませません。
商品でできる範囲確かめた機能と聞き取った作業を対応させます。できるか未確認のことは提案から分けます。
表は編集部作成の例です。支援の候補であり、特定の商品の機能を示すものではありません。

確認表には、場所ごとの未確認の点の記載が要る

選んだ場所の使い道から、使い始める条件までを確認表に書きます。分からない欄を推し量って埋めず、次に確かめる相手と記録先を残します。

  • 同じ場所の内容を書く 各欄を選んだ場所の内容で埋めます。普段の説明しか聞けていない欄には、その旨を書きます。
  • 根拠と人を併せて残す 指定や判断の内容だけでなく、誰が決め、何を見て確かめたかも書きます。
  • 未確認の点を残す 支援できる部分と人の判断を分けます。未確認の点には、確かめる相手と追記する記録先を書きます。

地面をならす仕事の確認表

項目記入する内容項目記入する内容
選んだ場所ならした場所と範囲を書きます。使う人と使い方誰がどの部分をどう使うかと、理由の出どころを書きます。
形の指定指定の内容、決めた人、現地で決めた部分を書きます。前の確認見た箇所、地表や地中の物、確かめた人を書きます。
途中の確認見た内容、止める判断、その後の扱いを書きます。終えた根拠見た内容、判断した人、使う人の確認を書きます。
形が違う場合の扱い分かった場面、決めた人、依頼者への連絡を書きます。記録と使う条件残す内容、場所との対応、使い始める条件を書きます。
支援できる範囲商品でできる部分と人の判断が残る部分を書きます。未確認点と記録先未確認の内容、確かめる相手、追記する記録先を書きます。
表は編集部作成の例です。記入する内容を参考に、聞き取った事実を書き込みます。