明るくしただけで、作業に合うとは限らない

明るくしたという説明だけでは、使う人が何を見て作業できたかまでは分かりません。実際に調整した場所に沿って、確認から引き渡しまでを聞き取ります。

  • 聞く場面が決まる 実際に調整した場所を選び、使う人が見る物と行う作業を聞く範囲を決めます。
  • 確認する内容が決まる 調整の前・途中・終わりに見る内容と、合わないとの申し出を扱う流れを整理します。
  • 提案する範囲が決まる 記録と引き渡す条件を確かめ、商品で支援できることと人が判断することを分けます。

聞き取る内容を定めるには、場所とそこで行う作業の特定が要る

普段の進め方だけでは、その場所で何を確かめたかが分かりません。実際の経緯を説明できる場所を相手に選んでもらいます。

  • 実際の場所から始める 調整した箇所と経緯をたどれる場所を選んでもらい、今回扱う範囲を記録します。
  • 使う人と依頼者を分ける 使う人と依頼した人の関わりを整理し、説明が誰の見方によるものかを確かめます。
  • 実際の経緯を区別する 選んだ場所で行ったことと、普段行っていることを分けて書き留めます。

聞く場所の選び方

確かめること方法注意
選んだ場所調整した箇所を示してもらいます。場所全体を扱ったと決めつけません。
関わった人使う人と依頼した人を分けて記録します。依頼した人の説明を使う人の声と混ぜません。
今回の経緯選んだ場所で行った順にたどります。普段の説明に移った箇所を区別します。
表は編集部作成の例です。

求める明るさを知るには、見る物と作業の確認が要る

使う人が何を見分けられるようにしたいかを、見る物と行う作業から聞き取ります。本人の要望と、依頼した人などが想定した要望を分けて確かめます。

  • 見る物を具体的にする 何を見るかに加え、その物のどの部分を見分けようとするのかを聞き取ります。
  • 見ることを作業に結ぶ 見た内容を使って何をするのかを聞き、見る物と作業の組み合わせを記録します。
  • 要望の出どころを分ける 使う人が伝えた要望か、依頼した人などが想定した要望かを分けて残します。

見る物と作業の整理

区分聞くこと注意
見る物見る対象と、見分ける部分を聞きます。物の名前だけで聞き取りを終えません。
行う作業見た内容を使って行う作業を聞きます。見る物が同じでも作業をまとめません。
要望の出どころ誰が、どの作業について伝えたかを聞きます。依頼した人などが想定した要望のうち、使う人本人に確かめていない内容を区別します。
表は編集部作成の例です。

調整前の確認は、場所の状態と使い方で変わる

調整前には、場所を見て分かったことと、使う人から聞いたことがあります。その内容を誰が確かめたかまでたどります。

  • 見た箇所を記録する 見る物のある箇所と作業する位置について、調整前に何を見たかを聞き取ります。
  • 使う人の説明を残す どの場面で何が見づらかったかなど、調整前に伝えられた内容を記録します。
  • 確かめた人を分ける 現地で見た人と説明を聞いた人を整理し、まだ確かめていない点を残します。

調整前の確認内容

区分確かめること注意
場所で見たこと見た箇所と、そのときの物の位置や使い方を確かめます。調整後の状態を調整前の説明に混ぜません。
人から聞いたこと使う人が伝えた場面と、合わないと感じた内容を確かめます。現地で見た内容とは分けて残します。
確かめた人場所を見た人と、使う人の説明を聞いた人を確かめます。人から聞いた内容と、現地で直接確かめた事実を分けて残します。
表は編集部作成の例です。

途中の確認は、明るさの変化を見るだけとは限らない

調整の途中で見た内容を、見る物と作業に結び付けて聞き取ります。続けるか止めるかを何を根拠に判断したかも確かめます。

  • 途中で見た内容を追う どの箇所を見て、見る物や作業について何を確かめたかを記録します。
  • 使う人の確認をたどる 使う人が確かめた場面と伝えた内容、その内容を調整にどう反映したかを聞きます。
  • 止める判断を聞く 途中で進められなくなった場面と、止める判断をした人、その後の扱いを聞きます。

途中で見た内容と扱い

区分見分け方扱い
見た箇所調整前と同じ対象物と作業について確かめたかをたどります。箇所や作業が変わった場合は分けて残します。
使う人の確認実際に確かめた内容と、説明だけの内容を分けます。伝えられた内容と、その後に行ったことを結び付けます。
止めた場面止めた理由と、止める判断をした人をたどります。再び進めるために確かめる内容を記録します。
表は編集部作成の例です。

明るくなっても、調整を終えられるとは限らない

調整を終えた判断は、何を見て下したのかまで聞き取ります。使う人が確かめた内容と、終える判断をした人を分けます。

  • 判断に使った内容を聞く 使う人が見る物のどの部分を見分けられ、どの作業を行えると確かめたうえで調整を終えたのかを記録します。
  • 使う人の確認を分ける 使う人が行った確認と伝えた内容を聞き、確かめていない作業も残します。
  • 終える判断をたどる 誰が、どの確認内容をもとに終えると決めたかを聞き、判断の範囲を整理します。

調整を終えた判断の整理

区分聞くこと注意
見た内容見る物のどの部分を見分けられ、どの作業を行えたかを聞きます。明るくなったという説明だけで済ませません。
使う人の確認誰が何を行い、どう伝えたかを聞きます。返事がないことを確認済みと扱いません。
判断した人終える判断に使った内容と、その範囲を聞きます。未確認の作業にも判断が及ぶと考えません。
表は編集部作成の例です。

明るさが合わないという申し出には、対応を決める人の確認が要る

合わないと伝えられた場面を、見る物と作業からたどります。その後の扱いを決めた人と、依頼した人への連絡も聞き取ります。

  • 申し出の場面を分ける 誰が何を見て作業したときの申し出かを聞き、先に確かめた場面との違いを残します。
  • その後の扱いを聞く 改めて確かめた内容と、その後に行うことを誰が決めたかを聞き取ります。
  • 依頼した人への連絡を追う 申し出の内容と決まった対応を、誰が依頼した人へ伝えたかを記録します。

申し出からその後まで

場面確かめること注意
申し出を聞いた見る物、作業、合わないと伝えられた内容を確かめます。申し出だけから原因を決めつけません。
扱いを決めた改めて見た内容と、扱いを決めた人を確かめます。再調整することが決まったと先に考えません。
依頼者へ伝えた伝えた内容と、まだ決まっていない点を確かめます。連絡したことと、その後の扱いの完了を分けます。
表は編集部作成の例です。

同じ場所でも、求める明るさが同じとは限らない

同じ場所でも、作業や使う人が変われば要望が変わることがあります。変わった場面と、その変化を伝える人を聞き取ります。

  • 作業の変化を分ける 見る物や作業が変わる場面を聞き、前に確かめた内容を使える範囲を整理します。
  • 使う人の違いを残す 使う人ごとの要望を分けて記録し、異なる要望が出た場合の扱いを聞きます。
  • 変化を伝える人を聞く 使い方の変化を誰が誰へ伝え、その後に何を確かめるのかを記録します。

要望が変わる場面の整理

区分聞くこと注意
作業が変わる見る物と作業がどう変わり、何を求めるかを聞きます。前の作業での確認を、そのまま当てはめません。
使う人が変わる新たな要望と、異なる要望が出た場合の扱いを聞きます。それまでの人と同じ要望だと決めつけません。
変化を伝える伝える人、伝える相手、伝えた後の確認を聞きます。使い方の変化を知ったことと、変更後の作業に合うと確かめたことを分けます。
表は編集部作成の例です。

引き渡す判断には、確認する内容と確認する人の特定が要る

記録には、どの場所で何を変え、何を確かめたかを残します。使う人へ引き渡してよいと判断した条件は、記録を渡すことと分けて聞きます。

  • 調整と確認を記録する 調整した内容、見え方を確かめた見る物、行えると確かめた作業、終えた根拠、未確認や未対応の点を聞き取ります。
  • 記録を場所に対応させる 記録の記述が場所のどの箇所を指すか、読む人がたどれる形かを確かめます。
  • 引き渡す条件を聞く 使う人へ伝える内容と、引き渡してよいと判断する人、その根拠を整理します。

記録と引き渡す条件

区分確かめること注意
記録する内容調整した内容と、その後に確かめた内容を分けます。行ったことだけで作業に合うと判断しません。
場所との対応記録が指す箇所と、確認した作業を確かめます。別の箇所や作業の記録と混ざらないかを見ます。
引き渡す条件伝達と確認の内容、判断した人と根拠を確かめます。未確認の点がある場合の扱いも残します。
表は編集部作成の例です。

支援を約束するには、確かめた機能との照合が要る

聞き取った仕事を、記録を扱う部分と、人が判断する部分に分けます。商品の説明や実際の利用で確かめられた範囲だけを提案に含めます。

  • 要望と確認の記録を確かめる 場所、見る物、作業、要望、確認した内容を結び付けて残せるかを確かめます。
  • 申し出と対応の記録を確かめる 合わないと伝えられた内容と、その後の扱いを結び付けて残せるかを確かめます。
  • 人の判断を明記する 作業に合うか、調整を終えるか、引き渡してよいかを誰が判断するのかを残します。

商品と人が担う範囲

区分扱い注意
要望と確認の記録場所と作業に対応させて記録できるかを確かめます。記録できることと、明るさが作業に合うと判断できることを分けます。
申し出の記録申し出からその後の扱いまで残せるかを確かめます。記録があるだけで対応済みとは扱いません。
終える判断人が見る内容と、判断を記録する部分を分けます。記録を扱う商品が判断も担うとは考えません。
表は編集部作成の例です。

提案の範囲を決めるには、聞き取った事実の記載が要る

選んだ場所について、聞き取った内容を確認表へ書き込みます。分からない点は推測で埋めず、確かめる相手と記録先を残します。

  • 同じ場所の経緯を書く 場所、見る物、作業を結び付け、調整前から引き渡しまでを同じ場所の経緯で記します。
  • 未確認の点を残す 聞けていない点には、確かめる相手と内容を書き、確認後に残す記録先を決めます。
  • 支援する範囲を分ける 商品で扱えると確かめた内容と、人が判断する内容を分けて記入します。

明るさを調整する仕事の確認表

確認項目記入欄確認項目記入欄
選んだ場所場所と調整した箇所を記入します。見る物と作業使う人、見る部分、行う作業を記入します。
前の確認場所の状態、聞いた内容、確かめた人を記入します。途中の確認見た内容、使う人の確認、止める判断を記入します。
終えた根拠確認した作業、判断した人と根拠を記入します。合わない場合の扱い申し出の場面、扱いを決める人、連絡先を記入します。
要望が変わる場面作業や使う人の変化と、伝える人を記入します。記録と引き渡す条件記録内容、場所との対応、引き渡す根拠を記入します。
支援できる範囲商品で扱える内容と、人が判断する内容を記入します。未確認の点と記録先確かめる内容、相手、確認後の記録先を記入します。
表は編集部作成の例です。