再送する前に表示と送信状況を確かめる

エラーが出たときは、表示された文言と操作の段階を確かめます。入力の不備と送信結果が不明な状態を分け、次の対応を決めます。

  • 画面の状態を記録する 画面の文言と、どの操作の後に表示されたかをメモに残します。
  • 送信完了の根拠を確認する 確認画面への移動を完了と扱わず、完了表示と受付通知の有無を確かめます。
  • 次の対応を決める 送信先の案内と確認できた根拠から、再送するか、送信状況を問い合わせるか、見送るかを決めます。

画面に出た文言と操作の段階を記録する

エラーを自分の言葉で要約すると、判断に必要な情報が抜けることがあります。画面に出た文言と、直前に行った操作をそのまま記録します。

  • 表示をそのまま残す エラーの文言だけでなく、近くにある注意書きや操作の案内も記録します。
  • 操作の段階を記録する 入力中、確認画面への移動後、送信操作後のどこで表示されたかを書きます。
  • 入力内容と時刻を残す 入力内容の控えと操作した時刻を残し、後から受付通知や作業記録と照合できるようにします。

操作直後に残す記録(編集部作成の例)

記録項目書くこと使い道
送信先会社名とフォームのURLを記録するどのフォームで起きたかを特定する
表示の文言表示された文章をそのまま写す入力条件や次の操作の案内を読み直す
操作の段階直前に押したボタンと画面の状態を書く入力に不備があるのか、送信操作後の結果が分からないのかを整理する
入力内容フォームに入力した内容を控える修正箇所や受付通知の内容と照合する
操作の時刻操作した日時を記録する受付通知や作業記録と照合する
画面が止まった理由は推測で埋めず、見えた事実を残します。

入力欄のエラーは表示された条件に沿って直す

入力欄にエラーが出たら、その欄の条件を読みます。必須項目、文字数、形式の指定に合わせて直せる部分を修正します。

  • 指定された条件を読む エラーが出た欄と、その近くの説明を確認します。求められている入力形式や必須条件を先に読み取ります。
  • 条件に沿って修正する 入力した情報の意味を変えず、表示された条件に合わせて直せる部分だけを修正します。
  • 事実と違う情報を入れない 条件を満たすために架空の情報を入れません。事実に沿って満たせない条件は記録し、送信先の案内を確認します。

入力欄の表示と対応(編集部作成の架空例)

表示の例確かめること対応
必須です必須とされた欄が空いていないかを見る事実に基づいて入力できる場合に補う
文字数超過欄に示された文字数の条件を読む必要な情報を保てる範囲で修正する
形式が違います入力例や使用できる文字の指定を読む情報の意味を変えずに形式を直す
選択してください選択肢に当てはまるものがあるかを見る該当する選択肢がある場合に選ぶ
表示は架空の例です。実際のフォームに示された条件に従います。

確認画面への移動を送信完了と扱わない

入力内容を確認する画面と、送信完了を知らせる画面は役割が違います。画面が切り替わったという事実だけを根拠に、送信済みとは記録しません。

  • 画面の説明を読む 入力内容の確認を求めているのか、送信完了を知らせているのかを、画面の文言で見分けます。
  • 送信操作前と記録する 入力内容の確認画面で止まっていて送信操作をしていない場合は、その状態を記録します。送信完了には含めません。
  • 完了の表示を確かめる 送信操作後に完了を示す表示が出たかを確認し、その文言を根拠として記録します。

画面の状態と記録(編集部作成の例)

画面の状態意味記録の書き方
入力画面内容を入力する段階である入力中で、送信操作はまだしていないと書く(送信操作後に戻った場合はその旨も)
確認画面入力内容を確認する段階である確認画面まで進み、送信操作はまだしていないと書く
完了画面画面上で送信完了が示されている完了表示があったことと、その文言を書く
送信後の停止表示だけでは送信結果を判断できない送信操作後に画面が停止し、結果は不明と書く
画面の名称だけで判断せず、表示された説明と実際の操作を確認します。

送信後に画面が止まっても未送信と決めつけない

送信操作後に画面が止まっても、送信が済んでいることがあります。未送信と決めつけず、完了表示や受付通知を確認します。

  • 停止を未送信と扱わない 画面が動かないことと、送信されていないことは同じではありません。画面に表示されている内容だけを記録します。
  • 受付通知を確かめる 受付通知メールの有無を確認します。届いていないことだけでは、未送信とは判断できません。
  • 同じ内容を重ねて送らない 送信結果が分からない段階では再送せず、送信先の案内を読み、送信完了を示す文言や今回の送信に対応する受付通知を探します。

送信後の停止と確認事項(編集部作成の例)

状況考えられること確かめること
画面が停止送信が済んでいても表示が変わらないことがある完了を示す文言や受付通知がないか確認する
エラーが表示文言だけでは送信結果が分からないことがある表示全文と送信先の案内を確認する
受付通知が到着今回の操作に対応する通知の可能性がある送信先や記載内容、日時を照合する
受付通知なし通知の有無だけでは送信結果を判断できない受付通知が送られるかどうかの案内と、フォームに入力したメールアドレスを確認する
停止やエラーの原因は断定せず、送信状況の確認を優先します。

完了表示と受付通知を根拠に送信状況を記録する

送信状況は、実際に確認できた根拠とともに記録します。送信操作後に完了表示も受付通知も確認できず、送信先からの回答もなければ、結果は「不明」と残します。

  • 完了表示の内容を残す 送信完了を示す文言を記録します。単に画面が変わったことを完了の根拠にはしません。
  • 受付通知を照合する 受付通知が今回の送信(送信先・記載内容・日時)に対応するかを確かめ、受信した事実と通知の内容を記録します。
  • 根拠がなければ不明とする 根拠のない送信済み・未送信の判断は避けます。送信状況を「不明」と残し、次に確認することを書きます。

根拠に応じた送信状況(編集部作成の例)

根拠記録する状態次の対応
完了表示だけを確認画面上で送信完了を確認したと記録する表示の文言を残し、再送しない
受付通知だけを確認今回の送信に対応する受付通知を確認したと記録する通知の内容を残し、再送しない
両方を確認し内容が一致完了表示と受付通知を確認したと記録する両方の根拠を残し、再送しない
両方あるが内容が食い違う表示と通知の内容が食い違うと記録する双方の内容を残し、送信先の案内を確認する
どちらもなし送信操作後の結果は不明と記録する送信先の案内と問い合わせ窓口を調べる
完了表示や受付通知は、相手が内容を読んだことや返信することを示すものではありません。

送信先の案内に従って操作を続けてよいか判断する

入力を修正して操作を続けてよいか、送信ボタンをもう一度押してよいかは、フォームに書かれた案内に従って判断します。案内が見当たらない場合は、再送より送信状況の確認を優先します。

  • フォームの案内を読む 入力欄の周囲や送信ボタン付近、エラー画面にある注意書きを確認します。
  • 操作を続ける条件を確かめる 入力の修正や送信ボタンの押し直しについて条件が示されている場合は、今回の状態が当てはまるかを確認します。
  • 案内がなければ送信状況を確かめる 独自の回数や間隔を決めて再送しません。結果が分からなければ、完了表示や受付通知を探し、利用できる問い合わせ窓口を調べます。

送信先の案内に沿った対応(編集部作成の架空例)

案内に書かれていること対応
送信ボタンを重ねて押さないでください送信ボタンを重ねて押さず、完了表示や受付通知を確認する
入力内容を修正してください指定された欄を修正し、画面に示された操作に従う
〜の場合はもう一度送信してください今回の状態が条件に当てはまるかを確認して判断する
送信状況は〜へお問い合わせください今回の用件に利用できる窓口かを確認する
(案内が見当たらない)再送を保留し、送信状況の確認を優先する
表の案内は架空の例です。実際に表示された案内を優先します。

送信を制限する表示が出たら見送るか保留する

送信回数や間隔の制限の表示と、営業の連絡を受け付けない旨の表示は、扱いが違います。前者は案内された条件が満たされるまで保留し、後者はそのフォームからの営業連絡を見送ります。どちらも制限を避ける操作はしません。

  • 制限の文言を読む 何を制限しているのかを、表示された文言で確認します。入力欄の不備とは分けて扱います。
  • 受付対象を確かめる 営業の連絡を受け付けない旨がある場合は、そのフォームからの営業連絡を見送ります。
  • 表示と判断を記録する 制限の表示と、保留または見送りの判断を営業管理表に残します。保留した場合は、案内された条件も書きます。

制限表示の扱い(編集部作成の例)

表示の種類扱い記録
送信回数の制限追加送信を保留し、送信先の案内に従う表示の文言と、追加送信を保留したことを書く
送信間隔の制限独自の間隔で押し直さず、案内された条件まで保留する表示の文言と、案内された条件を書く
営業連絡の拒否そのフォームからの営業連絡を見送る営業の連絡を受け付けない旨と見送りを書く
フォームの利用が制限されている制限を避ける操作をせず、送信を見送る表示の文言と、見送った理由を書く
制限の表示だけで、直前の送信が未送信だったとは判断しません。

送信状況を問い合わせられる窓口か確かめる

確認窓口があっても、営業の用件に使えるとは限りません。窓口の用途と受付対象を読み、今回の送信状況を問い合わせられるかを確かめます。

  • 窓口の用途を読む 送信状況の確認を受け付ける窓口かを確認します。窓口の名称だけでは判断しません。
  • 営業の用件に使えるか見る 営業の連絡や、その送信状況の確認が受付対象に含まれるかを、案内から確かめます。
  • 使える窓口がなければ問い合わせない 用途が違う窓口には問い合わせません。今回の用件を受け付ける窓口が見つからなければ、送信状況は「不明」のまま、その理由を残します。

確認窓口の用途を読む(編集部作成の例)

窓口の例用途今回の用件で使えるか
送信状況の窓口フォームの受付状況を確認する営業の用件も対象と案内されていれば使う
営業提案の窓口営業の提案を受け付ける送信状況の確認も受け付けるかを読む
契約者向け窓口契約中のサービスについて相談する契約者向けの用件だけを受け付けていれば使わない
採用の窓口応募や採用について問い合わせる採用の用件だけを受け付けていれば使わない
総合窓口案内された範囲の問い合わせを受け付ける名称だけで判断せず、受付対象を読む
表は編集部作成の例です。問い合わせられない場合も、送信結果を推測で書き換えず「不明」と残します。

代行業者に頼むときはエラー時の対応範囲を確かめる

フォーム送信を代行業者に依頼する場合も、エラー時の記録や判断をどこまで対応してもらえるかを確認します。再送を決める人と、報告してもらう内容を依頼前に決めます。

  • 記録と報告の範囲を決める 画面の文言、操作の段階、入力内容の控え、時刻を誰が残し、どう報告するかを決めます。
  • 再送の判断者を決める 送信先の案内を確認する役割と、再送・確認・見送りを判断する役割を決めます。
  • 結果が不明な送信も報告してもらう 完了表示と受付通知をそれぞれ確認できたか、送信結果が不明か、見送った理由は何かを分けて報告してもらいます。

依頼前の確認事項(編集部作成の例)

確かめること依頼元が決めること代行業者に求めること
記録する役割記録の担当と共有方法を決める文言、操作段階、入力内容、時刻を残す
入力の修正範囲修正を任せる範囲を決める表示条件に沿った修正内容を報告する
再送の判断判断者と確認の手順を決める送信先の案内と送信状況を報告する
送信状況の報告根拠別の記録項目を決める完了表示と受付通知の確認結果、結果が不明な送信を分けて報告する
制限と問い合わせ窓口見送るか判断する人と、窓口の用途を確かめる人を決める制限表示、窓口の用途、対応を報告する
対応範囲任せる作業と対象外の作業を確認する対応する作業と対象外の作業を示す
代行業者が確認できない受付通知は、依頼元で確認する役割を決めます。

送信エラー時の対応を自社のメモに書く

エラーが出たときに読むメモとして、自社の対応を書きます。確認できた事実と次に行う対応を記録できるよう、記録方法と担当者を決めます。

  • 記録する内容を決める 画面の文言、操作の段階、入力内容の控え、時刻を、どこに残すかを書きます。
  • 判断の条件を書き分ける 入力に不備がある場合、送信完了を確認できた場合、送信結果が分からない場合、制限が表示された場合に分けて書きます。操作の続行と窓口への問い合わせは、送信先の案内を基準にします。
  • 管理表への記録を決める 送信状況、判断の根拠、次の対応、判断者を営業管理表のどこに記録するかを書きます。代行業者に任せる範囲も明記します。

自社で記入する対応メモ(編集部作成の例)

決める項目記入欄
記録項目画面の文言・操作段階・入力内容の控え・時刻の保存先:
入力エラー表示条件に沿って直す範囲:/直せない場合の対応:
完了と不明完了の根拠(完了表示・受付通知):/根拠がないときの記録:
操作の続行と制限送信先の案内に従う判断手順:/制限表示のときの保留・見送り:
窓口と代行窓口の用途を確かめる手順:/代行業者に任せる記録・報告・判断の範囲:
営業管理表送信状況・根拠・次の対応・判断者の記録先:
結果が不明な送信を、完了した送信と同じ状態で記録しないようにします。