セミナー後の連絡を相手の状況で決める
資料を送るだけでは、相手が次に何を相談できるか伝わりにくくなります。参加の有無や質問に合わせて、連絡の内容と相談の申し込み方を決めます。
- 相手に合わせて内容を決める 参加者には当日の内容を、欠席者には要点を伝えます。質問した人には回答を先に返します。
- 連絡の範囲と申し込み方を決める 申し込み時に伝えた目的と連絡の希望を確認し、次に案内する相談の申し込み方を一つ決めます。
- 記録と次回の案内を決める 営業管理表に残す項目と、次回の案内を送る相手を決め、P11の記入シートに書き込みます。
セミナー後の連絡は相手の状況で分ける
全員に同じ資料を送るだけでは、参加状況や質問に合った案内ができません。参加者と欠席者を分け、質問があれば回答を優先します。
- 参加の有無を確認する 申し込みの記録だけで判断せず、実際に参加したかを確認して、送る内容を分けます。
- 質問の有無も確認する 事前や当日の質問は、参加者にも欠席者にもあります。質問があれば、回答を先に用意します。
- 次にできることを示す 資料だけで終わらせず、希望する場合の相談や案内の申し込み方を示します。
相手の状況で連絡を分ける
| 相手 | 伝えること | 次の案内 |
|---|---|---|
| 参加した人 | 当日の内容と質疑を振り返ります。 | 内容に関連する個別相談を案内します。 |
| 欠席した人 | 当日の要点を伝え、資料の受け取り方を案内します。 | 次回の案内を希望するか聞きます。 |
| 質問した人(参加・欠席を問わず) | 質問への回答を先に返します。 | 個別の事情を確認する相談を案内します。 |
参加者には当日の内容と質疑に触れる
参加者には、当日のテーマを振り返れる連絡を送ります。説明した範囲と質疑の回答を示し、資料と相談の申し込み方を添えます。
- 当日のテーマを振り返る 何について説明したかを短く示します。当日答えた範囲を超える結論は加えません。
- 質疑の回答を添える 共有できる質問と回答を取り上げます。個別の会社や人が分かる事情は載せません。
- 資料と相談先を示す 振り返りに使う資料を案内し、その内容について相談する申し込み方を一つ添えます。
参加者への連絡をこの順に組み立てる
| 要素 | 書くこと |
|---|---|
| 当日の内容 | 扱ったテーマと、当日説明した範囲を書きます。 |
| 質疑の回答 | 共有できる質問と、その回答を書きます。 |
| 資料の案内 | 資料の内容と、受け取り方を示します。 |
| 次の相談の申込先 | 相談できる内容と、申し込み先を一つ示します。 |
欠席者には資料と当日の要点を伝える
欠席者には、当日の話を聞いていなくても理解できる連絡を送ります。扱ったテーマと要点を短く伝え、資料を案内します。
- 参加を前提に書かない 申し込みへのお礼を伝えます。参加へのお礼や、当日の説明を覚えている前提の表現は避けます。
- 要点と資料を渡す 扱ったテーマと説明の要点を短く示します。詳しく知りたい部分を資料で確認できるようにします。
- 次回の案内希望を聞く 連絡できる範囲を確認し、次回の案内を希望するか聞きます。返答がなければ希望ありと扱いません。
欠席者への連絡をこの順に組み立てる
| 要素 | 書くこと |
|---|---|
| 申し込みのお礼 | 申し込みへのお礼を伝えます。 |
| 当日の要点 | 扱ったテーマと、説明した要点を書きます。 |
| 資料の案内 | 資料で確認できる内容と、受け取り方を示します。 |
| 次回の案内 | 次回の案内を希望するか、返答方法を添えて聞きます。 |
質問した人には営業の案内より先に回答する
質問した人には、まず質問への回答を返します。当日答えきれなかった内容は、社内の確認を終えてから伝えます。
- 未回答の質問を確認する 質問の内容と、当日どこまで答えたかを確認します。答えきれなかった部分から回答します。
- 確認した回答だけを返す 内容の確認が必要な質問は、担当部署に確認してから回答します。確認中なら、その状況を伝えます。
- 個別の事情は相談で聞く 事情によって答えが変わる質問は、確認が必要な点を示します。そのうえで個別相談を案内します。
質問の状態に合わせて回答する
| 質問の状態 | 返し方 |
|---|---|
| 当日回答済み | 当日の回答を確認し、必要な補足を添えて返します。 |
| 当日未回答 | 回答を確認したうえで、営業の案内より先に返します。 |
| 社内の確認が必要 | 確認中であることを伝え、確認後に回答します。 |
| 相手の事情で答えが変わる | 確認したい事情を示し、希望があれば個別相談を案内します。 |
連絡不要の希望と申し込み時の案内を守る
連絡する前に、申し込み時の案内と連絡希望欄を確認します。資料送付と営業の連絡を分け、伝えた目的の範囲で連絡します。
- 連絡希望欄を確認する 申し込み時の記載と、その後に受けた連絡不要の希望を確認します。資料送付・営業の案内・次回の案内に分けて記録します。
- 営業しない案内を守る 営業の連絡をしないと案内した場合は、参加や質問があっても、その案内どおりに対応します。
- 資料送付と営業を分ける 資料を受け取りたいという希望を、営業の連絡への希望と扱いません。送る内容が案内と希望に合うかを確認します。
案内と希望に照らして連絡を判断する
| 案内で伝えたこと | セミナー後にできる連絡 |
|---|---|
| 資料を送る | 資料送付を希望する相手に、案内した資料を送ります。 |
| 質問に回答する | 受けた質問への回答を返します。営業の案内は分けて判断します。 |
| 営業はしない | 案内した資料送付や回答にとどめ、営業の連絡はしません。 |
| 営業の案内も行う | 相手が希望した連絡の範囲を確かめ、案内した目的の範囲で連絡します。 |
| 次回の案内を行う | 次回の案内を希望した相手に、伝えた範囲の案内を送ります。 |
案内する相談の申し込み方は一つに絞る
今回の連絡で案内したい行動を一つ決め、その申し込み方を示します。申し込み後の対応も決めます。
- 連絡の目的で案内を選ぶ 相手の事情に沿って話すなら個別相談、詳しい資料を読んでもらうなら資料の受け取り方を案内します。試用は提供できる場合に選びます。
- 申し込み先を一つ示す 案内する相談で何ができるかを説明します。申し込む方法は一つ示します。
- 受け付け後の対応を決める 誰が受け付け、誰が返答するかを決めます。希望内容と対応結果は営業管理表に残します。
案内する相談を選び、対応する人を決める
| 案内する相談 | 対応する人 | 記録 |
|---|---|---|
| 個別の相談 | 相談内容を扱える人を決めます。 | 相談の希望内容と、合意した次の対応を残します。 |
| 資料請求 | 資料の案内と質問に対応する人を決めます。 | 希望した資料と、送付した内容を残します。 |
| 試用 | 利用開始の案内と質問に対応する人を決めます。 | 試したい内容と、案内した内容を残します。 |
記録は営業管理表に残し法人番号で照合する
参加状況や返答は、営業管理表に残します。申込者の会社を法人番号で既存の営業先と照合し、別の担当者が連絡中なら参加状況と質問を共有します。
- 参加とやり取りを記録する 参加の有無、質問、送った回答、相手の返答を残します。希望した連絡手段も記録します。
- 法人番号で会社を照合する 会社名や所在地を確認して法人番号を特定し、既存の営業先と照合します。特定できなければ、申込者に正式な社名と所在地を確認します。
- 既存の連絡状況を確認する すでに連絡中なら社内の担当者に共有します。新規なら、参加・欠席を問わず申込者の情報を会社に対応させて登録します。
営業管理表に必要な情報を残す
| 記録項目 | 書くこと |
|---|---|
| 会社と申込者 | 会社名・法人番号と、申込者の氏名・連絡先を対応させます。 |
| 参加の有無 | 参加したか、申し込んだが欠席したかを残します。 |
| 質問と回答 | 質問の内容、回答した内容、未回答の部分を残します。 |
| 相手の返答 | 資料や相談の希望と、合意した次の対応を残します。 |
| 連絡の希望 | 希望した連絡手段と、連絡不要の範囲を残します。 |
| 社内の担当 | 既存の連絡状況と、次に対応する人を残します。 |
営業の連絡はセミナーの内容から始める
営業の連絡は、申し込み時の案内と相手の希望を確認してから行います。扱ったテーマや相手の質問に触れ、今回の用件を伝えます。
- 名乗りと用件を伝える 会社名と名前を伝え、何について連絡したかを説明します。電話では今話を聞けるかも確認します。
- 内容に沿って用件を示す 当日のテーマや相手の質問と、今回の用件がどう関係するかを短く説明します。
- 参加だけで関心を決めない 参加したことだけで、購入や導入を考えていると判断しません。詳しい説明や個別相談を希望するかを確認します。
相手の状況に合わせて用件を伝える
| 場面 | 伝え方 |
|---|---|
| 連絡の冒頭 | 会社名と名前、連絡の用件を伝えます。電話なら今話せるかも確認します。 |
| 参加者への連絡 | 当日のテーマに触れ、関連する相談を希望するか確認します。 |
| 欠席者への連絡 | 送付した要点や資料に触れ、説明を希望するか確認します。 |
| 質問後の連絡 | 回答が質問に答えていたかを確認してから、相談の希望を聞きます。 |
| 相談を望まない | 希望を記録し、相談を重ねて勧めません。 |
次回の案内は希望した人のうちテーマに関係する相手に送る
次回の案内先は、今回の申し込み一覧をそのまま使わずに決めます。案内の希望を確認し、次回のテーマが業務や課題に関係する相手を選びます。
- 案内不要の人を外す 今回の参加者や欠席者でも、案内を希望しない人は外します。申し込み後に受けた希望も反映します。
- テーマとの関係で選ぶ 営業先を選ぶときと同じように、業種や地域、課題を確認します。次回のテーマとの関係を見ます。
- 質問や返答も確認する 次回のテーマに関心を示した質問や返答を確認します。関心だけで、案内を希望しているとは判断しません。
案内の希望とテーマの両方で選ぶ
| 案内の候補 | 送らない条件 |
|---|---|
| 参加者 | 次回の案内を希望しない人には送りません。 |
| 欠席者 | 案内不要と返答した人には送りません。 |
| 質問や返答で関心を示した人 | 案内の希望が確認できない人には送りません。 |
| 次回のテーマに関係する人 | 連絡できる相手でも、テーマと関係が薄い人は今回の送付先から外します。 |
セミナー後の連絡を記入シートで決める
今回のセミナーについて、各欄に対応を書き込みます。決まっていない項目は、確認する内容と対応する人を記入します。
- 相手ごとの内容を書く 参加者と欠席者に伝える内容を分けます。質問への回答は、確認する部署と返答する人まで書きます。
- 希望と相談先を書く 連絡不要の希望をどこで確認するかを書きます。案内する相談の申し込み方と、営業の連絡の有無も決めます。
- 記録と案内先を書く 記録項目の欄に、営業管理表に残す項目と法人番号での照合方法を書きます。次回の案内を送る条件も決めます。
今回のセミナー後の連絡を決める
| 決めること | 記入欄 | 決めること | 記入欄 |
|---|---|---|---|
| 参加者への連絡 | 欠席者への連絡 | ||
| 質問への回答の流れ | 連絡不要の確認 | ||
| 次の相談の申込先 | 記録項目と照合方法 | ||
| 営業の連絡の有無 | 次回案内の相手 |
